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ja:rule:入力

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ja:rule:入力 [2017/07/02 00:22] – [ルール] yohgakija:rule:入力 [2017/10/26 11:28] (current) – [ルール] yohgaki
Line 6: Line 6:
   * **ホワイトリスト** - 許可するモノを設定する(入力仕様に従い許可する入力のみ受け入れる)   * **ホワイトリスト** - 許可するモノを設定する(入力仕様に従い許可する入力のみ受け入れる)
  
-である。信頼境界で全ての入力に対してこの2原則を適用する。全ての信頼できない入力値に対して+である。信頼境界で全ての入力に対してこの2原則を適用する。全ての信頼できない入力値に対して次のバリデーションを行う。
  
   * **入力値の個数** - 必須/オプション入力以外の入力を含む場合は拒否   * **入力値の個数** - 必須/オプション入力以外の入力を含む場合は拒否
Line 21: Line 21:
 ソフトウェアの信頼境界には限界がある。同一プロセス・スレッド上で動作する「自分か完全に管理するコード」以外のプログラムからの入力は、基本的に信頼することができない。 ソフトウェアの信頼境界には限界がある。同一プロセス・スレッド上で動作する「自分か完全に管理するコード」以外のプログラムからの入力は、基本的に信頼することができない。
  
-例: Webブラウザからの入力 - 自分が管理するJavaScriptプログラムで制御された入力がWebブラウザ上から送信される場合でも、これらの入力は信頼できない。+例: Webブラウザからの入力 - 自分が管理するJavaScriptプログラムで制御された入力がWebブラウザ上から送信される場合でも、これらの入力は信頼できない。
  
 Webサーバーに対するWebブラウザからの入力は、自分が管理するWebページを経由しなくても送信可能である。従って、Webサーバーに対する入力が確実に受け入れ可能であることを保証できない。Webブラウザからの全ての入力は信頼できないので、全て検証(バリデーション)しなければならない。 Webサーバーに対するWebブラウザからの入力は、自分が管理するWebページを経由しなくても送信可能である。従って、Webサーバーに対する入力が確実に受け入れ可能であることを保証できない。Webブラウザからの全ての入力は信頼できないので、全て検証(バリデーション)しなければならない。
  
-例外: 信頼できる計測機器/データベースなどデバイス/アプリ(ハードウェア、OS、アプリが信頼できる)が信頼できるネットワーク(エンドツーエンドで暗号化されている、等)を利用して送信してきた安全な入力データ+例外: 信頼できる計測機器/データベースなどデバイス/アプリ(ハードウェア、OS、アプリが信頼できる)が信頼できるネットワーク(エンドツーエンドで暗号化されている、等)を利用して送信してきた安全な入力データ
  
 送信元、通信経路およびデータの安全性が検証・保証されている場合、その入力は信頼することができる。例えば、信頼できるRDBMSから送信されてきた整数型のレコードIDは信頼できる。ただし、信頼できるシステムからの入力の場合であっても、データの安全性が保証できない場合は信頼できない。外部システムの入力を信頼する場合、リスクが増加することに留意する。例えば、SQLite3データベースのカラムはカラムのデータ型定義に関わらず文字列型データを保存できる。このような外部システムの場合、数値型カラムのデータであっても、データの保存と管理が十分な安全性を保証できない限り、信頼することはできない。 送信元、通信経路およびデータの安全性が検証・保証されている場合、その入力は信頼することができる。例えば、信頼できるRDBMSから送信されてきた整数型のレコードIDは信頼できる。ただし、信頼できるシステムからの入力の場合であっても、データの安全性が保証できない場合は信頼できない。外部システムの入力を信頼する場合、リスクが増加することに留意する。例えば、SQLite3データベースのカラムはカラムのデータ型定義に関わらず文字列型データを保存できる。このような外部システムの場合、数値型カラムのデータであっても、データの保存と管理が十分な安全性を保証できない限り、信頼することはできない。
Line 35: Line 35:
   * **不正なデータ**   * **不正なデータ**
  
-入力仕様に則り「不正なデータ」は確実に入力処理(MVCモデルのコントローラー)で排除されなければならない。「入力ミスのデータ」はビジネスロジック(MVCのモデル)により適切に処理される。+入力仕様に則り「不正なデータ」は確実に入力処理(MVCモデルのコントローラー)で拒否されなければならない。「入力ミスのデータ」はビジネスロジック(MVCのモデル)により適切に処理される。 
 + 
  
 ===== ルール ===== ===== ルール =====
  
 +  * [[.:inp:入力文字エンコーディングをバリデーションする]]
   * [[.:inp:バリデーションする前に全ての変換作業を行う]]   * [[.:inp:バリデーションする前に全ての変換作業を行う]]
 +  * [[.:inp:文字列を正規化する]]
   * [[.:inp:デフォルトで初期化される外部入力をバリデーションする]]   * [[.:inp:デフォルトで初期化される外部入力をバリデーションする]]
   * [[.:inp:正規表現に用いられる入力データにメタ文字がないことを確認する]]   * [[.:inp:正規表現に用いられる入力データにメタ文字がないことを確認する]]
   * [[.:inp:入力バリデーションにブラックリスト方式を用いない]]   * [[.:inp:入力バリデーションにブラックリスト方式を用いない]]
-  * [[.:inp:入力文字エンコーディングをバリデーションする]] +  * [[.:inp:不要な入力パラメーターを含む場合に拒否する]]
-  * [[.:inp:不要な入力を含む場合に拒否する]]+
   * [[.:inp:入力を拒否した場合に適切な対応措置を取る]]   * [[.:inp:入力を拒否した場合に適切な対応措置を取る]]
   * [[.:inp:入力が信頼できる物であることを検証する]]   * [[.:inp:入力が信頼できる物であることを検証する]]
-  * [[.:inp:シリアル化したデータを検証無しに信頼しない]] +  * [[.:inp:署名、暗号化したデータのみを信頼する]] 
-  * +  * [[.:inp:複数のCSRFトークンを利用する]]
  
 ===== 参考文献 ===== ===== 参考文献 =====
Line 59: Line 62:
 出力対策は入力対策とは”**独立**”した対策である。出力対策は入力対策の有無に関わらず、出力対策のみで安全性を保証しなければならない。 出力対策は入力対策とは”**独立**”した対策である。出力対策は入力対策の有無に関わらず、出力対策のみで安全性を保証しなければならない。
  
 +入力コードでは「入力のコンテクスト」(データの種別)に応じたバリデーションを行う。出力コードでは「入力のコンテクスト」を判別できない場合がある。また、出力コードでは「出力先のコンテクスト」(出力先の種別、例:SQLならパラメーター、識別子、SQL語句)に応じたセキュリティ処理が必要となる。このため、入力コードでのデータバリデーションと出力コードでのデータバリデーションは異るモノである。
 +
 +入力バリデーションエラーとなる入力は「不正なデータ」であり、正しく処理することが不可能なデータである。**Fail Fast原則**(出来る限り早く失敗させる原則)に則り、「不正なデータ」の拒否はソフトウェアがデータを受け入れた直後に行う。
ja/rule/入力.1498954945.txt.gz · Last modified: 2017/07/02 00:22 by yohgaki

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